スポーツ障害

スポーツ障害って?

スポーツ外傷とスポーツ障害どうちがう?

スポーツ外傷については述べましたが、スポーツ障害との違いって何だろう?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
実際には同じような症状が現れる両者ですが、スポーツ外傷が「怪我」寄りだったのに対して、スポーツ障害はどちらかというと「故障」寄りの症状です。

スポーツ外傷は突発的な外傷によるものでしたが、スポーツ障害は長期的に同じスポーツを続けることで身体の一定の部分に負担がかかり続けることによって起こります。スポーツで身体を酷使してしまった人などがなりやすいので、別名「使い過ぎ症候群」とも呼ばれます。簡単な対比で言いますと、転倒などによる骨折はスポーツ外傷であり、疲労骨折はスポーツ障害となります。

スポーツ障害は同じ動作を繰り返し行うことによる身体の痛みや不調のことですから、成人した方だけでなく筋肉がまだしっかりしていない成長期のお子さんにも多く見られます。これは一定の部位を酷使しすぎることで筋肉がついていけなくなり、痛みが発生するケースです。具体的な症状としては、野球肘、テニス肘、ゴルフ肘、腱鞘炎、ジャンパー膝、アキレス腱炎、リトルリーガー、オスグッド、シンスプリントなどです。軽度のスポーツ障害では運動への支障があるだけですが、重症化してしまうと日常生活でも違和感を覚えるようになってしまうことがあります。

これらの諸症状は、スポーツを続けていると完全に治るということは少なく、痛みや違和感を緩和することしか出来ません。整骨院ではその緩和のお手伝いをさせていただいてます。

また、スポーツ障害の特徴としてはスポーツ外傷と違ってレントゲンに写りにくく、病院では見落とされてしまうこともあります。スポーツ障害で発生した疲労骨折も、骨に関することであるにもかかわらず初期段階はレントゲンでの判断は難しいといいます。ですが整骨院では触診によって筋肉の異常を探し当てますので、確実で安全に治療を行うことが出来ます。

スポーツ障害の主な部位と種類

ジャンパー膝、サッカー膝、ランナー膝、オスグッド・シュラッター病、
タナ障害、腸脛靭帯炎、分裂膝蓋骨等
野球肘、テニス肘等
野球肩、リトルリーガーショルダー等
足底筋膜炎、踵骨骨端症等
シンスプリント、アキレス腱炎等
腰椎分離症・すべり症、梨状筋症候群等
むち打ち症等
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